清瀬ふじみ幼稚園

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園日記

稲の脱穀

先月刈った稲を脱穀しました。園庭に全員が集まり、脱穀の様子を先生に説明してもらいながら見学しました。

まずは稲から穂を取り出す作業です。足踏み式の回転機械にで穂だけを取ります。

穂を取る前の稲と、取った後の稲を先生が見せてくれました。近くで見て比べてみると、違いがよくわかります。穂を取ると「稲わら」に変身します。↓

これが取ったばかりの穂です。まだ稲の葉が混ざっていますね。これを次の機械へ入れて、玄米へと変化させます。↓

色の違いを見ています。機会に入れる前のものと比較していると、違いがよくわかると、見ていてとても面白いですね。↓

さいごはいよいよ精米機の登場です。玄米を精米機に入れると、真っ白いお米が出てきました。

ここでようやく普段見ている‘お米’になるんですね。先生が精米したてのお米を近くでみんなに見せてくれました。↓

年長さんは穂を取る足踏い式の回転機械を実際に体験しました。手や足を機械に挟まないように気をつけながら、稲束を回転させてじっくりと穂を取っていました。↓

今日は実際に脱穀の様子を見学して、お米ができるまでにはとてもたくさんの作業があることをみんなで感じることができました。

近年の自動化によってどんどん便利になっていく世の中ですが、昔はひとつひとつこうしてお米が出来上がっていたことを知ることは私達にとっても大切な機会です。

ご飯は残さないでお米はとても貴重な食べ物だということを改めて感じていました。↓

今日精米したお米は、近日幼稚園で炊いてみんなで食べる予定です。子どもたちは「早く食べたい!」と期待を膨らませていました。