お茶指導
お茶指導がありました。しっかりと気持ちを切り替えてからお茶室へ向かいます。
制服のブレザーはきちんと着れているかな?白い靴下に履き替え、身だしなみをきちんと整えてから指導に臨みました。
お茶室に入室する際は扇子を置いて一礼します。座ってからは「お留守番の扇子」の置き方です。扇子の置き方もきちんと決まっているのですが、子どもたちはこれまでに教わった作法を思い出しながら臨んでいました。↓
理事長先生にお茶で使う道具の名前や使い方について教えてもらいました。↓
柄杓からお茶碗にお湯を注ぐと、とてもいい音がします。お釜でお湯が沸く音やお茶碗にお湯を注ぐ音などをお客さんに楽しんでもらいます。↓
お花も活けました。好きな秋の花を2つ選んで活けました。
花瓶に生活けられた花、活けた花にお辞儀をし、花への感謝を伝えます。↓
お待ちかねのお茶菓子です。今日は美味しい芋ようかんを食べました。
左隣の人に「お先に失礼します」と一言伝えてからお菓子を取ります。↓
いよいよお茶を点てていきます。今日は男の子・女の子、それぞれお友達のためにお茶を点てました。
先生にお湯を注いでもらい、茶筅で一生懸命お茶を点てていました。「魔法の泡が出てきた!」と話してくれました。
心を込めてお茶を点てると、綺麗な泡が出てきて、とても美味しそうです。↓
点てたお茶をお友達に出します。
「お茶をどうぞ」
「お点前頂戴します」
お茶を出す人も、お茶を飲む人も、それぞれしっかりと相手に対して挨拶をします。
日本語には相手に感謝や気持ちを伝える言葉・表現がとても多くあり、奥が深い言語であるとを感じます。
お茶指導を通じて、正しい日本語の使い方や日本の文化が持つ思いやりやおもてなしの気持ちを子どもたちは学んでいきます。
一つ一ひとつの動作の中に相手を思いやる気持ちが込められていて、それが垣間見えるのも茶道の魅力なのではないでしょうか。↓
お友達が点ててくれたお茶はとても美味しいです。子どもたちはじっくりと味わいながらお茶の味を楽しんでいました。↓