清瀬ふじみ幼稚園

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園日記

お茶指導

今日はお茶指導がありました。

少しお久しぶりのお茶指導ということもあり、子どもたちは楽しみにしていました。

まずは扇子を持って入室です。扇子なのですが、1人1つ取って、残りを後ろのお友達に渡していきます。入り口で一人ずつ挨拶をしたら、畳の淵を踏まないように歩いて、自分の場所に座ります。↓

自分の前に扇子を置いて全員で挨拶をするのですが、挨拶が終わったあとは扇子を自分の後ろに持ってきます。扇子は周囲を見守ってくれる「目」です。↓

理事長先生がお茶の話をしてくれました。今日の掛け軸は「雪月花」でした。↓

柄杓を使ってお茶碗にお湯を注ぐのですが、その時の‛音’に耳をすませます。お湯の入る音をお茶を入れる相手に聞いてもらうことも、「お茶が入りましたよ」とい相手に伝えるための大切なことです。

お茶室にはいつもお香が焚いてあるのですが、今日はお香の匂いを近くで楽しむことができました。「いい匂いがする!」と子どもたちは喜んでいました。↓

今日のお花は椿、水仙、土佐みずき。見た目が印象的な蝋梅と猫柳もありました。

子どもたちは季節の花・枝をじっくりと見つめていました。↓

一人二つお花を選んで、花瓶に活けます。そして、お花に感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と伝えます。色々なところへの感謝の気持ちをもつことも、お茶指導の魅力の一つだと感じています。↓

女の子・男の子に分かれて、お茶を点てます。

今日のお茶菓子は「二人静」というとても美味しいお菓子でした。

男の子と女の子、それぞれお茶を飲んでもらう相手のために、一生懸命お茶を点てていました。↓

点てたお茶がこぼれないように気を付けながら慎重に歩いていました。

お茶を入れてくれたお友達やお茶碗を作ってくれた人などへ、たくさんの感謝の気持ちを持ちながらお茶を飲みました。↓

お茶参観へ向けて、子どもたちはお茶を点てる練習を頑張っていました。