清瀬ふじみ幼稚園

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園日記

白いお米ができるまで

皆さんは、お米が自分の口に入るまでの過程を知っていますか?刈った稲が白いお米になるまでには、干す→脱穀→もみすり→精米という過程を経なければいけません。今日は全学年どのように白米になるのかを見学していきました。年長組は実際に脱穀を体験しました。

これは「脱穀機」です。脱穀をすると稲からお米だけが取れていきます。

これは「もみすり機」です。もみすりをすると茶色いお米(玄米)になります。

これは「精米機」です。精米をすると、私たちがよく食べている白いお米(白米)になります。

足元のレバーを踏んで機械を動かし、回っているオレンジの部分に稲を当てていきます。すると稲からお米がプツプツと取れていきます。「足と手を両方動かすの大変だなあ」「お米が取れるいい音がするね!」と大変さと楽しさを全身で感じながら脱穀を体験することができました!

もみすりと精米を見学して、部屋に戻ってお昼ご飯を食べていると「1、2、3、4…」という声が聞こえてきました。何だろうと思って見てみると、お弁当に入っているご飯の粒を一つ一つ数えていました。途中で「あれっ?」と数がわからなくなってしまいましたが、「お弁当のご飯って数えられないくらい入ってるんだね」とお話していました。「今日出来た白いお米は、お弁当何個分だろう?」と疑問が出てきたので、次回皆でお米を食べる時に確認してみたいと思います!

お米が口に入るまでに沢山の時間がかかっていることを知り、「ありがとうの気持ちで食べよう!」と皆で約束して食べ物のありがたさを感じることができました。お米だけでなく、他の食べ物にも感謝していきながら大切に食べていきたいと思います。